こんな感じのオーディオで主にクラシックを聴いています。ブルックナー、マーラーがメインでしたが最近はショスタコーヴィッチの交響曲、弦楽四重奏曲などにシフトしつつあります。この装置では弦のピアニシモが特にきれいです。

再生全景

全景です。美的センスが欠けているのであまり格好良く有りませんね。聞くときは部屋を暗くして聞く場合が多いです。
かつては、McIn+Altecの組み合わせで、180度音の傾向が違うものでした。マッキンの骨太の豪快が音が時々懐かしく
思えることが有ります。

これがかつてのシステムです。マッキンのアンプ群とAltec 6048G+B&W802です。

 

少しだけ個別にみてみましょう。まずは入り口から。

 

CDプレーヤーはEsoteric X01(Limited Ver.)です。いまだに現役バリバリです。一度トレイの開閉にトラブルが生じましたが
それ以外は問題なく動いています。音は固めと言われていますが、輪郭がはっきりしていて好みです。時々これにAntelopeの
クロックジェネレーターを繋います。某オーディオショップがべた褒めしていたので、導入してみたのですが、ハッキリ言って
違いがよく分かりません。耳がくたびれているせいだとは思います。

プリはMark Levinson 326Sで、これはもう定番です。特に強烈なインパクトがあるアンプではありませんが、適度な
アタック感、透明感があり、安心して聴けるアンプです。どういうわけか、セレクター、ボリュームのノブが取れやすく
(空回り)なり、応急処置をしています。音は気に入っているので一生使い続けるかも・・・

その下はLuxmanのE1というフォノイコです。レコードはあまり聞かないので、殆ど使っていません。
レコードプレーヤーはかなりショボくDENON DP3000+SME3009(Imp)+カートリッジ(Shure, Empireなど)
となっております。

入力系のケーブルは、電源タップ:Oyaide(品番失念)、電源ケーブル:Esoteric7100、インターコネクト:
Kimber Select  KS1130と結構奢っていますが、恥ずかしながらその投資効果は?です(最も他のケーブルと
比較したことがないのでなんともいえませんが)。

 

次に出力系です。

再生全景

メインアンプはJeff Rowland 301 lモノアンプ2台です。電源を切るとあたたまるのに時間がかかるので
常時電源オンです(スタンドバイモード)。ただスタンドバイモード、駆動時にもIce Powerのせいか
殆ど発熱しません(駆動時はやや暖かい程度)。
音はとにかく静かです。フォルテも楽にすごい音が出ます。インバルのベルリオーズレクイエムの
ダイナミックレンジ、マーラーの9番の終楽章の消えゆるようなピアニシモ、痺れます(SPによる
影響も大きいと思いますが)。
そのほかサブにプリメインを2台使っています(Nuforceのものです)。軽装備で気楽に聞く場合は
システムをこちらに切り替えて聞いています(SPも変更しています)。

 

メインスピーカーはB&W800Dとなっております。Jeffのアンプと相まって、素晴らしく透明で
ダイナミックレンジの広い音が聞けます。これ一発で室内楽から交響曲まで行けます。
ただパワーを入れないと音域がしょぼくなるので、戸建てとは言え音量に気を使いながらでの
鑑賞になります。スパイクは履いておらず代わりに転倒防止用のボード(型番失念)をSPの下に
敷いております。地震対策のほか、低域のモワッとした音を引き締める効果があります(かつて
大理石、御影石のオーディオボードを使用しましたが、高域がきつくなりやめました)。

他のスピーカーはASWというドイツのメーカーのもので、小型の割合に豊かな低音も出て、
クリアな音像が楽しめます。Nuforceのアンプに接続して気楽に聞いています。

 

SPケーブルはMIT Oracle V2.1です。この黒いボックスに何が入っているのか知りません
(意外とつまらんものが入っているかも)。かつてケーブル論争たけなわの時期がありましたが
今だにその効果の真偽は分かりません。まあ、「価格に見合った良い音が出ているはずだ」と
自分に言い聞かせ、細かいことは気にしないようにしています。